アネモネの恋

昨日は、いつものように仕事をしてから

大学時代の同期と二人で飲みに行った。

 

彼女には4日前の火曜日に、「あなたが私に向ける愛情に応えられない」「そうするとあなたは我慢する、我慢させるのが申し訳ない」「だから別れたい」と言われていて、そこから二日間絶食し、色々考えてみたりもした。

 

どうも話が一致しないのは、相手のためにする労力・負担を我慢と捉えるか、捉えないかというところであった。

オレは我慢って捉えてないから、、とは言ったものの、本当に伝わってるかはなんとも。

 

彼女にとってオレは労力・負担だったということ。

それはとても悲しいけど、悲しんだって何にも進まないし、悲しむ姿を見せてもそれがまた相手にとって負担になってくる。

 

だから悲しむこともできず、かといって前に進もうとしても何を目標に進めばいいのかわからず、ちょっと苦しい気持ちはあった。

 

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結局どう折り合いをつけたかというと、

彼女の中の俺の割合を減らすことに専念することにした。

距離を置く、とかそういうのは好きじゃないので、相手にとって負担にならない愛情表現をしようと思ってる。

 

4日経った今でこそ、こうやって落ち着いて文章化出来ているけど、昨日おとといまではもう何にも出来なかった。

仕事中でも外歩いてても不意に涙が出そうに悲しくなるし、何かを噛むという行動すらやる気が起きず、また不思議と腹も減らなかったので自然に絶食した。

 

しかしオレはこれまでも、こういう大恋愛をするタイプであった。

付き合ったらその人だけに尽くすタイプであった。

でもそれが単なるオレの傲慢で、理想形であって、オレはむしろその理想形に近づけるために、相手の犠牲も厭わず押し付けていたことがよくよく理解できた。

 

大学時代に3年ほど交際した人は、どんなに心が広かったのかと今になって思う。

ただ1つ言っておきたいのは、今の彼女の心が狭いわけでは全くない。

むしろこんな俺に一年近く付き合ってきてくれた聖人君子みたいなもんだと思う。

 

当時の話をする。バンド練習などから帰ってくると、テーブルには俺の好きな食べ物が所狭しと並べられていた。体調を崩せばそれに見合った料理。

でもベタベタとくっつくような恋愛ではなく、お互いやりたい事に夢中になりながら、ドライな感じでもあったかな?

今思えばすげえなあ、あの時の彼女が俺に向けていたものが多分、今の俺に必要とされる愛情表現なのかも。

バンドや、やりたい事を黙って送り出してくれていたから、オレはそこに何の重荷も感じる事なく過ごせていた。

それによって、お互いの間に謎の信頼関係が生まれていた。阿吽の呼吸だった。

これは今だからわかる話だけど。

 

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当時の彼女にはとても申し訳なく思う。

少しだけ幸せになってほしいとは思う。

当時の彼女のおかげで、すっかり自炊派になり、料理という趣味も見つけられた。

別れた日の事は少し覚えてる。

 

その時はランチタイムでいつもの喫茶店にいて、不思議と悲しい気持ちは起こらなかった。

 

当時は名古屋配属によって、友人連中と離れ、バンドも喧嘩して脱退して、大好きだった祖師谷大蔵の街からも離れ、それでいて全然知らない土地で名古屋配属の同期が一人もいない中、全然知らない人と全然知らない仕事をする、といったように環境が目まぐるしく変わっていたので麻痺してただけかもしれないけど。

 

さて話を今に戻して、

今もあの時と変わらない気がする。

このまま変われなかったら、また同じ結末を迎える気がする。

 

オレは愛してるつもりでいても、実際はほとんど傲慢に等しい。それを自覚しない事には変わらない。

 

それをまだ「愛情」として形容してくれる彼女は相当優しい。

自分が本当の意味で愛すべき人はこの人に違いない。

だからこれがラストチャンスだと思ってる。

俺が変われるキッカケとしても、二人がやり直すキッカケとしても。

 

だからこれは我慢ではなくて、勉強みたいなもんだと思ってる。

 

長々と書いたが、これが現時点での彼女との状況である。

 

それで、そんな事を2年強ぶりにあった大学時代の友人に言えるはずはなく、思い出話に花を咲かせて解散した。

 

あの当時は本当に楽しかったなぁ、金じゃ買えない素晴らしい人生経験になってると思う。

当時の色んな同期に電話して無駄絡みして、そのうち飲もうぜなんて定型文の別れ文句してたりした。

 

来月から、ある件で支店の代表になって、月1で東京に行く事になったから、実現の可能性は高まったし。

 

あとは、お互いの近況報告か。

話す内容は、結婚・仕事・思い出話で、年とったなぁと少し思った。

 

話は変わって、ジュディマリって本当最高だ、、

数ヶ月前からオレの中で猛烈なジュディマリブームが来ている。

彼女とも聞いたりしてて、彼女がよく聴いてるのがこの「アネモネの恋」らしい。

歌詞は、遊ばれた女が相手の男に残ってる情をカラ元気なタッチで書いていて、それが余計に切ない雰囲気。

 

この曲を聴くと、こうなりたくない!と思って頑張れるので、この曲によって彼女との喧嘩や別れ話を数回救われている。

 

変われるチャンスをもらったと思って、頑張るぞー。

 

https://m.youtube.com/watch?v=58Q0hnTLaN0